公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


北九州市の埋蔵文化財 最新の遺跡発掘調査

上徳力遺跡第27地点
所在地  北九州市小倉南区徳力三丁目
調査時期 平成28年8月17日〜平成28年9月21日


調査の内容
 
 本遺跡は小倉南区徳力三丁目に所在し、紫川支流の志井川付近に立地する。面積は963.74㎡。調査区の東側約50mの範囲に広がる志井川の沖積層(標高23m)には、粘質土と粗砂の包含層が含まれていた。厚さは1m以上あり、上部は粘質土、下部は粗砂層(厚さ2m以上)であった。
 遺構は沖積層と丘陵裾部でみつかった。南北方向に延びる2〜4号溝(幅数10cmから1m前後)と、沖積する過程で形成された自然流路である1号溝(幅約3m)で、丘陵裾に沿っているようであった。ここからは長さ1〜3mの枝を落とし比較的直線状になった丸木が出土した。また、角鍬の未製品2点や匙状品や加工した板状の破片が出土した。これらは杭や円礫で押さえた様な状況で出土している。溝以外の遺構としては土坑と柱穴がある。
 これらには弥生時代後期終末の土器や古墳時代初頭の庄内式土器を含んでいた。検出されたこれらの遺構群は集落の一部とみられるが、志井川流域での弥生集落の発見は初めてで、地域周辺の歴史解明のための重要な成果となった。


上徳力遺跡第27地点 01
遺跡全景 (上が北)
上徳力遺跡第27地点 02
遺跡調査風景 (南から)
              上徳力遺跡第27地点 03
1号溝出土土器 



主な遺構
弥生時代後期〜近世  土坑4基、溝4条、柱穴、遺物包含層
       

主な遺物
弥生時代後期〜近世  弥生土器、須恵器、土師器、陶磁器、建築
 部材など
コンテナ   160箱