公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


北九州市の埋蔵文化財 最新の遺跡発掘調査

先ノ下遺跡第3地点
所在地  北九州市小倉南区蜷田若園三丁目
調査時期 平成28年7月1日〜平成28年8月8日


調査の内容
 
 本遺跡は足立山の南西麓に所在し、竹馬川の支流である中条川と蜷田川の間に挟まれた低地に位置している。
 今回の調査では低地に堆積した灰白色粘質土層の上面に径が1m前後の平面楕円形の浅い土坑が集中して築かれている状況が確認できた。土坑群は調査区の北東部に集中しており、土坑のほとんどは遺物を含まない。しかし、土坑群の南側では灰白色粘質土を除去し、基盤層を検出する際に形の良い状態の甕や壺などを数カ所で確認しており、これらは本来同様の土坑に伴う遺物と推測される。これらの遺物の時期から土坑群は8世紀代の所産と考えられる。
 また、灰白色粘質土層を除去した下面で、砂層と腐植土層が堆積する流路が検出された。流路からはわずかながら縄文時代晩期の土器片が出土しており、当該期の遺構と考えられる。
 本遺跡ではわずかながら縄文時代の人々の痕跡が見えた。そして、この時期に存在した流路が灰白色粘質土の土砂によって埋没したのち、8世紀の遺構から再び人々の痕跡を確認することができた。この地域の歴史的環境を考える上で重要な資料を得ることができた。


“先ノ下遺跡第3地点 01"
遺跡遠景 (西から)
“先ノ下遺跡第3地点 02"
灰白色粘質土除去後土器検出状況
              “先ノ下遺跡第3地点 03"
流路跡完掘状況 (東から)



主な遺構
縄文時代〜古代   流路、土坑群     

主な遺物
縄文時代〜古代   縄文土器、古代の土師器など
コンテナ   15箱