公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


平成29年度 こども考古学講座『君も考古学者だ!』

第1回「編布アンギンづくり」を4月23日(日)に行いました。

 新年度、最初のこども考古学講座は編布アンギンづくりです。

 編布とはヨコ糸にタテ糸を絡めながら編んでいく布で、縄文時代にはこの方法で作られた布が使われていました。弥生時代に入ると織物の技術が入ってくるため、この編布の技術はあまり使われなくなっていくのですが、今でもスダレなどはこの方法で作られています。また、新潟では“越後アンギン”としてこの技術が残っています。

 発掘調査では布の破片が出土した例や布を編むための道具、また糸を作る為の道具なども出土しています。これらは北九州市内の遺跡からもみつかっています。

 最初はこういった編布についての説明を行い、その後、いざ作業へ!

 作業は編台あみだい編錘あみおもりを両端に結んだタテ糸をぶら下げ、ここにヨコ糸を添わせて、編んでいきます。今回はタテ糸にカラフルな刺しゅう糸を、ヨコ糸には白と茶色の麻紐あさひもどちらかを選んで、コースターに使える10cm角のサイズにチャレンジです! 編み始めは少し難しく、タテ糸がつながる編錘を持って四苦八苦。前後にぶら下がる編錘を入れ替えてタテ糸を絡ませていくのですが、慌てて編むと、これが下で絡まって大変です。

 ゆっくり落ち着いて一目一目編んでいきます。1段面、2段目、3段目…と少しずつ糸を絡ませていき、慣れてくるとスピードも上がっていきました。一段できるたびに、「はあ、まだ先が長い。」「あ。また一段のびた!」、一喜一憂しながら、子供達は時間を忘れて作業していたようです。

 今回は小学校1年生から中学校1年生までの子供達が参加してくれましたが、どの子もみんな自分のペースで楽しく作業できていたのではないでしょうか。出来上がった時にはみんな笑顔で、完成品を見ながら、回りの人たちとお話をしている姿を見て、こちらもうれしくなりました。中には編むのが苦手な子もいたようですが、お父さん、お母さんやスタッフの手を借りながら、みんな無事形にすることができました。実はこの講座で一番複雑な作業が今回の「編布づくり」でした。この作業を乗り越えたみんなは、きっと次回以降も楽しく作業ができるはずです!

 この講座を受けて、歴史や考古学に興味を持ってもらえることも大切ですが、新しいことを覚えたり、興味の幅が増えたり、物を作る楽しさを感じたりと、何か一つでもみなさんの心に残る講座を作っていけたらと思っています。


※この講座の参加募集はすでに締め切りました。またのご参加お待ちしております。



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こども考古学講座 01

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こども考古学講座 04

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