公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


平成29年度 こども考古学講座『君も考古学者だ!』

第2回「拓本」を6月25日(日)に行いました。

 第2回目こども考古学講座は「拓本」です。

 考古学の仕事では、発掘調査で出土した成果を調査報告書として刊行します。この調査報告書には土器や石器などの実測図が数多く載せられていますが、その際、土器の紋様などを表現するために墨を使って紙に写し取る「拓本」の技法が用いられます。

 拓本は、画仙紙がせんしを対象物に合わせて切り抜き、水を付けた刷毛はけでぬらして紋様もんようを浮き出させ、乾いてきたらすみを少しずつ付けていきます。この手順を簡単に説明したあと、実際に拓本を打つ作業を行いました。

 今回拓本の素材として選んだのは、土器や瓦、鏡のレプリカなどのほかに、貝や木の葉などです。子供たちは、慣れない手つきで作業をはじめましたが、最初はなかなかうまくいきません。特に難しいのが墨を打ちはじめるタイミングで、少し乾きはじめてから打つときれいに取れるのですが、慌てて湿った状態で打ち始めて、にじんでしまったり、逆に乾きすぎて、墨がうまく付かなかったりと、悪戦苦闘あくせんくとうの繰り返しです。しかし、何回か打っているうちにコツを掴んだのか、きれいに拓本をとれるようになりました。

 こうして出来上がった拓本を縮小コピーし、それをラミネートパックします。自分で打った拓本で、世界にひとつだけのしおりを完成させることができました。

 考古学の世界では、正確な記録をとることが重要な作業となります。今回、皆さんに体験してもらった拓本も、そうした記録作業の一部です。考古学者が普段行っている仕事を知ってもらえたのではないかと思います。


※この講座の参加募集はすでに締め切りました。またのご参加お待ちしております。



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こども考古学講座 01

こども考古学講座 02

こども考古学講座 03


こども考古学講座 04

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こども考古学講座 06