公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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平成28年度 市民考古学講座

『北九州の歴史を考古学の力で紡ぐ』

第3回『古墳』を9月29日(木)に行いました。

 市民考古学講座の第3回目は、古墳時代の北九州というタイトルで、以下のテーマを設定し、おこないました。

1: 古墳時代とは
2: 前方後円墳とは
3: 北九州の古墳
4: 古墳時代の葬送観念

 古墳時代は、弥生時代から各地域で形成されてきた首長層たちが国家的なまとまりを形成し始めた時代で、律令国家の基礎が築かれた時代でもあります。おおきく前期、中期、後期の3期に分けられると考えられています。
 古墳時代前期には、前方後円墳が誕生し、埋葬施設としては竪穴式石室や粘土槨といった密封性の高い、一回限りの使用を意図したものが多く使用されます。
 古墳時代中期には列島各地に前方後円墳を中心とした古墳群が営まれるようになり、埋葬施設としては、舟形石棺や長持形石棺などが使用されるようになります。副葬品としては、武具や農工具が目立つようになり、また須恵器の生産もこの時期に開始されます。
 古墳時代後期には小型の円墳等で構成される群集墳が各地で形成されるようになり、追葬可能な新しい埋葬施設、横穴式石室が築造されるようになります。副葬品としては鉄製の武器や馬具に加えて、須恵器などがあります。
 さて、北九州市内には多くの古墳が築造されていますが、特に注目できるのは、小倉南区に所在する曽根古墳群です。なかでも荒神森古墳は発掘調査がなされ、墳長が約68mで市内最大規模の前方後円墳であることがわかっています。古墳を囲んだ堤を含めると90m近い規模になります。墳丘上には円筒埴輪が並べられており、巫女や力士の埴輪が出土しました。築造は6世紀半ばと考えられています。その他、市外も含めた北部九州には注目すべき古墳や横穴式石室など、非常に興味深い古墳が数多くみられます。
 今回の講座では、古墳時代のなかでも特に古墳の築造に焦点を当てて、北九州域の古墳と全国各地の古墳を具体的に挙げながらお話いたしました。


※この講座の参加募集はすでに締め切りました。またのご参加お待ちしております。



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市民考古学講座 01

市民考古学講座 02


市民考古学講座 03

市民考古学講座 04