公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


北九州市の埋蔵文化財 最新の遺跡発掘調査

砥石山遺跡第4地点
所在地  北九州市小倉南区北方二丁目2番
調査時期 平成28年8月22日〜平成28年8月26日


調査の内容
 
 砥石山遺跡第4地点は、小倉南区の北方小学校の標高11.0mの運動場の北端部に所在する。調査面積は58㎡である。
 調査区の土層は、現代の造成層の下に1層(客土)、2層(近〜現代の水田耕作土)、3層(江戸〜明治期の水田耕作土)、4層(古代〜中世の水田耕作土)となる。地山は青灰色の粘質土である。4層と地山面との境から土器が出土した。
 地山面の標高は9.8mほどで、北に向かって低く傾斜している。この地山上で径65cm、深さ23cmの土坑1基を検出した。この土坑内からは、中世の糸切り土師器の小皿2個が出土した。また、地山上の厚さ30cmの4層と地山面上から古代(11世紀)の土師器と奈良時代と思われる須恵器の甕の破片が出土した。
 古代から中世の遺物が出土したことにより、砥石山遺跡の拡がりの一端を確認するとともに、古代〜中世の人々の生活を考えるうえで、貴重な資料を得ることができた。


“砥石山遺跡第4地点 01"
南調査区の調査風景
“砥石山遺跡第4地点 02"
南調査区の西壁土層
              “砥石山遺跡第4地点 03"
地山面上で発見された古代末期の土坑



主な遺構
中世  土坑1基

主な遺物
奈良・平安時代〜中世  土師器、須恵器
コンテナ  5箱