公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


北九州市の埋蔵文化財 最新の遺跡発掘調査

則定遺跡
所在地  北九州市八幡西区楠橋下方二丁目
調査時期 平成28年9月26日〜平成28年10月6日


調査の内容
 
 調査地は笹尾川の中流域東岸の後背湿地に立地する。筑豊電鉄の楠橋駅の北方150mに位置し、標高は4.80m前後である。
 狭長なトレンチ状の調査区全域には遺物包含層が80cm前後の厚さで堆積していた。包含層の最下層からは鎌倉時代〜室町時代にかけての遺物が出土した。
 基盤層面では自然流水路跡を1条検出した。西肩部では20cm前後の段差を検出し、東肩部と推定される位置では南北方向の石列を検出した。表土掘削時に石列の上部を重機で撤去したため、本来は少なくとも二段以上積まれており、護岸用の石積みと考えられる。流路の覆土は灰色もしくは褐色砂で、深さは20〜30cm前後である。流路の幅はおよそ16mである。出土遺物がないため、流路の時期の比定は難しいが、上層の遺物包含層からの出土遺物を鑑みて中世前半のものだと考えられる。
 楠橋周辺の過去の調査事例がそれほど多くない中で、今回の調査で新たに中世の遺跡が確認されたことは貴重な成果といえよう。


“則定遺跡 01"
完掘状況 (北東から)
則定遺跡 02
石列検出状況 (南から)
              則定遺跡 03
調査区西壁土層 



主な遺構
鎌倉時代〜室町時代  自然流水路跡1条、石列1条、遺物包含層
       

主な遺物
鎌倉時代〜室町時代  土師器、瓦質土器、中国産輸入陶磁、陶器、
 磁器
コンテナ  4箱