公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


北九州市の埋蔵文化財 最新の遺跡発掘調査

菅原神社遺跡9−1区
所在地  北九州市八幡西区堀川町
調査時期 平成29年8月23日〜平成29年10月6日


調査の内容
 
 本遺跡は南西側に広がる丘陵の裾部に位置しており、調査区の南側は高低差のある崖面になっている。地形はこの崖面に向かって高くなっており、標高は1.8m〜4.2mである。近世以降の削平によって東側では部分的に平坦面が作られている。基盤層は風化した岩盤で、この上面に包含層を含む堆積層が確認された。
 包含層は3層で、1・2層は粘質土、3層はシルト質土と腐植土が混じった層である。1層は遺物量が少なく、近世の遺物を含んでいる。また、2・3層からは古墳時代〜古代の遺物が多く出土しているが、2層には少量の青磁碗が含まれる。3層の下には腐植土やシルト質土の堆積層があり、これらには遺物は確認されていない。この無遺物層の直上(3層直下)で完形品の石庖丁が1点出土しているが、弥生時代の遺物はこれ以外、確認できない。
 そして、丘陵裾部には時期は不明だが、杭列が見られ、低地部分を利用して何らかの生業を営んでいたことが想定される。
 今回の調査では明瞭な遺構は確認できないものの、古墳時代〜古代の遺物が多数出土し、これまでの調査と合わせて、当該期の集落を考えていく上で重要な資料を得ることができた。


菅原神社遺跡9-1区 01
調査区東側全景
菅原神社遺跡9-1区 02
石庖丁出土状況
              菅原神社遺跡9-1区 03
杭列検出状況



主な遺構
弥生時代〜近世  土坑2基、杭列、包含層3層、柱穴多数        

主な遺物
弥生時代〜近世  石庖丁、土師器、須恵器、青磁、白磁
コンテナ  63箱