公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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埋蔵文化財調査室


平成28年度 こども考古学講座『君も考古学者だ!』

第1回「発掘体験」を4月24日(日)に行いました。

 さる4月24日(日)に、こども考古学講座の第1回目として「発掘体験」を実施しました。初回の講座に発掘体験を行う事にしたのは、遺跡の調査に参加することで今後の講座内容が少しでも分かり易くなるのでは、と考えたからです。
 場所は、小倉南区朽網東一丁目で調査を行っている森屋敷遺跡第2地点2区です。この遺跡はJR日豊本線の朽網駅西口を出て左に曲がり、古代官道跡と推定される県道245号線を苅田方向に150m程進むと見えてくる朽網簡易郵便局の前に位置しています。
 発掘体験に先立ち、まずは主催者を代表して埋蔵文化財調査室室長が挨拶を行い、また、担当学芸員からこの遺跡についての説明を行いました。その後、受講者全員に発掘で使用する道具一式が手渡され、受講者は7〜8名ずつ4グループに分かれて、発掘体験を行う準備が整いました。
 さて、いよいよ待望の発掘体験の開始です。
 受講者やその保護者の方も未だ見えぬ土の中の遺物を目指して掘り始めました。移植ゴテをもっている受講者はザクザクと、土の固いところにあたった受講者は手グワでコツコツと叩きながら掘り進めていくと、そこに褐色の焼き物(土器)が現れ出しました。あちらこちらで、土器を発見したこどもたちの喜びの歓声が上がりました。
 こうして出土した土器の多くはアサリ貝を少し大きくした程度のものでしたが、少数ながらも手のひらほどの大きさの壺や甕の破片も出土しました。ある場所では集中的に土器が出土し、これらは学芸員や作業員の指示に従って竹ベラを使用して周辺を丁寧に掘り下げることにしました。すると一つの土器が上から押しつぶされたような状態にあることが分かりました。
 開始から2時間程の短い時間ではありましたが、親子の共同作業を通じてとても楽しいひとときだったのではないかと思われます。講座修了後に行ったアンケート結果では、今回の発掘体験を「楽しかった」と多くの受講者が答えられており、担当者として嬉しく思いました。
 最後になりますが、北九州市には数多くの遺跡が埋もれています。参加者の方々には、今回の体験を通じて身近に存在する遺跡について興味を持って頂く機会になればと思います。また、受講者の皆さんが今回の体験をどの程度記憶にとどめられるかは分かりませんが、保護者の方々には当時の思い出話を大きくなったお子さんに語って頂ければ幸いと存じます。


※この講座の参加募集はすでに締め切りました。またのご参加お待ちしております。



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こども考古学講座 01

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