公益財団法人 北九州市芸術文化振興財団

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平成28年度 こども考古学講座『君も考古学者だ!』

第5回「拓本」を11月27日(日)に行いました。

 第5回のこども考古学講座は、拓本のとり方を学びました。
 最初に、担当の柴尾学芸員が、考古学で拓本を使う意義を解説し、次に拓本のとり方を説明しました。その後、用意された軒瓦や鏡のレプリカ、貝類、須恵器、メダイなどを使って、実際に拓本をとる実習に入りました。
 まず、画仙紙を瓦などの大きさに合わせて切り取る作業から始めましたが、ハサミで画仙紙を切るのももどかしい小学生もいました。次に、刷毛を使って水で濡らしていくのですが、丸瓦の場合、画仙紙にシワができて、うまく画仙紙に密着させることが難しかったようでした。
 次は、脱脂綿を使って空気を追い出しつつ、水分をとります。なかなかうまく空気が追い出せずに、画仙紙の表面が毛羽立ってきた子供もいました。空気を追い出したら、しばらく乾燥させます。乾燥するのにしばらく時間が掛かりますので、次の対象物を選んで、同じように水で濡らして墨を打つ準備します。
 子供たちは待ちきれずに「ねえ、もういい?」と尋ねてきます。「う〜〜ん、もうちょっとだけどね」と答えると、残念そうにしながら、3個目の対象物を選んだり、おとなしくがまんする子供も。
 柴尾学芸員が湿った画仙紙をさわり、「あ〜、これはもういいかな〜」と答えると、「よし!」とばかり、さっそくタンポに墨につけて、墨を打ち始めます。
 タンポを持って軒瓦の上から墨を付け始めます。「墨にムラができないように、初めは薄く付けていくようにね〜」と柴尾学芸員。でも、その声が聞こえたのか、聞こえなかったのか、一生懸命にタンポを押しつけていきます。
 そうやって、ようやく一つが完成しました。そして同じようにして、次の拓本にとりかかります。よくできた拓本には「これはよくできたね」と声をかけ、ムラのある拓本には「こことここの色がちがうでしょう? タンポをこうやって、回転するようにしたら、ムラが少なくなるよ」と指導もします。
 そうやって完成した各種の拓本のうち、3つを選んで縮小コピーにかけて、ビニールで保護して栞にしました。台紙の上に小さくなった拓本を乗せて、それを栞用のビニールに挟み、周囲を熱で密着させて、拓本の栞が完成しました。みんな、台紙に名前や好きな図案を描いて、自分専用の栞を3つだけ作り、笑顔で帰っていきました。


※この講座の参加募集はすでに締め切りました。またのご参加お待ちしております。



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こども考古学講座 01

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