音楽事業 トップへ (財)北九州市芸術文化振興財団
パイプオルガン
パイプオルガン
1.パイプオルガンについて
(1)楽器の女王
  楽器の女王と称されるパイプオルガンは、ピアノなどの鍵盤楽器と異なり音を出すのに弦を使っていません。何百、何千ものパイプに風を送って合奏させる楽器です。パイプ1本1本が違う音程や音色を持ち、それらを組み合わせることによって、1台で様々な音楽表現ができるのです。
(2)パイプオルガンの歴史
この楽器の歴史は、はるか紀元前にまでさかのぼります。古代ギリシアでは、貴族たちに珍重されて様々な儀式を飾り、ヨーロッパのキリスト教文化にあっては、神への信仰と賛美を奏でるために、教会をその響きで埋め尽くしました。そして今、パイプオルガンは、オーケストラに比する豊かな響きでコンサートホールに集う人々の心を魅了しています。

2.九州厚生年金会館のパイプオルガン
(1)設置の経緯
九州厚生年金会館の建設にあたり、北九州市内はもとより全国の有志の方々により「パイプオルガン設置期成会」が結成されました。2年半にわたる運動により集められた企業・団体の寄付金、一般市民による募金に、県・市の補助金を加えて購入されました。昭和59年4月に北九州市に寄贈され、現在に至っています。
(2)存続の経緯
政府の方針で売却が予定される九州厚生年金会館について、ホールやパイプオルガンの存続を目指す市民活動の実行委員会が平成19年11月26日に設立され30万人分の署名を目標に活動を開始されました。結果、40万人を超える署名が集まり、市民や市議会の強い存続要望に応え、北九州市が取得を発表、存続が決定しました。
(3) 設計・制作及び仕様
設計・制作: ヴァルカー社(旧西独 1984年)
改 修: (株)松尾楽器商会(2010年)
パーシェン・キール オルガン製作所(独 2010年)
大きさ: 高さ14m、幅8m
ストップ数: 47ストップ
パイプ数: 約3,200本
整 音: H.グリッペントロック  K.メキネン
(4)特徴
1) パイプオルガンは個性の強い楽器です。それはホールに合わせて楽器が作られており、パイプオルガンとホールが一体となって1つの楽器になっているからです。したがってパイプオルガンは、1つひとつがそこにしかない特徴を持っていると言えます。また、楽器としての生命も長いと言われています。
2) 九州厚生年金会館のパイプオルガンは、3,000本以上のパイプを有するなど九州でも最大級の規模を誇り、オーケストラをもしのぐほどの迫力あるサウンドで、クラシックの名曲からポピュラー音楽まで幅広く演奏することができるようになっています。
(5)パイプオルガンで演奏できるもの
・パイプオルガンのリサイタル
・オーケストラや他の楽器とのジョイントリサイタル
・合唱の伴奏
                          など


パイプオルガン トップへ
音楽事業トップページに戻る