若手の中でも人気・実力とも群を抜き、オペラ界の期待を一身に担うメゾ・ソプラノ。
東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、新国立劇場オペラ研修所修了。 文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンで研鑽を積み、03年アテネでの「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」で最高位入賞。これを受けて五輪文化事業として上演された野外劇場でのオペラ『エウメニデス』(世界初演/演奏会形式)に出演。
早くからその存在は注目を集め、02年二期会『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)ケルビーノで鮮烈なデビューを飾る。同役は06年の再演、及び07年新国立劇場公演でも演じ、当り役としての評価を不動のものとする。
確かな歌唱力と抜群の存在感は国内外問わず高い評価を得ており、03年二期会『ばらの騎士』オクタヴィアンでG.クレイマー、06年同『皇帝ティトの慈悲』セストでP.コンヴィチュニーと、いずれも世界的演出家から最大級の賛辞が寄せられた。
最近ではチョン・ミョンフン指揮『イドメネオ』(演奏会形式)のイダマンテ、日生劇場『カプレーティ家とモンテッキ家』のロメーオで絶賛を博した他、林を想定して書かれた林望作詞野平一郎作曲「演劇的組歌曲『悲歌集』」の演奏等で高い評価を得ている。
2006年、その魅力を最大限に発揮した女性役とズボン役(男役)から成るアリア集「赤と黒」(ビクターエンタテインメント)をリリース。
第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。二期会会員。 |