CulCul 9月号 2013 page 3/16

CulCul 9月号 2013

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概要:
北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

3 CulCul 2013.SeptemberC4はユニークな試みをしている。小倉北区京町にあるカフェ・ド・ファンファンにて、一作目から二作目をつなぐ作品『三日月探偵社CASE1・5以上2未満』を4月から7月にかけて、4ヶ月連続でリーディング上演したのだ。4月が「1・6」5月が「1・7」という風に、だんだん「CASE・2」へ近づいていくという手法。込み入った舞台装置や音響などに頼らず上演でき、また、戯曲の内容をストレートに届けられるリーディングの特性を上手く利用した面白い作品展開だと思う。 もう一つは八幡東区で。大猫座『歌か た譚ん 坂の上の家』(作・演出:大塚恵美子/9月14日・15日/枝光本町商店街アイアン 今、北九州では、若い劇団が非常に元気だ。先月号でご紹介した「守祭」もそうだし、6月には「ブルーエゴナク」が新作『サヴァリーナトロメイド』(作・演出:穴迫信一)をひっさげて、北九州―福岡―熊本とツアー公演を行うなど、積極的な動きが目立つ。 では〝老舗?劇団の方はどうかというと、こちらも、守りに入らない姿勢で公演活動を行っている。 9月には〝老舗?2団体が、奇しくも同じ週末に公演を行う。い自転車」や「響座」「青春座」などで活躍中の役者さんを〝期間限定劇団員?として迎える。更に、山口県在住のピアニスト山根浩志、原田耕平、声楽家モチェオ久美にも楽曲提供やボイスアドバイザーで参加してもらって「歌譚」という、音と歌と台詞で物語を編みこんでいく演出を試みた。こういった、メンバー固定の劇団ではできない試みを少しでも長く続けていければと思っている。 劇団を解散してみて改めて感じたのだが、劇団を長くやっていると、手慣れて楽にこなせる部分も多くなるが、反面、手慣れ故の油断で〝はっ?とする部分も出てくる。 常に、新しく。若者には負けてはいられない。シアター)だ。 この「大猫座」は、私が1991年から22年間座長をつとめてきた「劇団夢の工場」解散後に立ち上げた劇団だ。以下、手前味噌にならないよう配慮しつつ紹介させていただく。 「大猫座」劇団員は私一人。毎回、上演作品にもっとも適した座組みで、劇団の枠、アートのジャンルの枠を超えて作品創りをしようともくろんでいる。数回のリーディング公演を経て、今回が第一回公演となる。ただ、私が長らく北九州で演劇をやり、ドラマティーチャーとして日本各地で老若男女と触れ合ってきたノウハウを生かした劇団という点で、〝老舗?枠入りだろう。 今回の公演では、「劇団黄色演劇hiroba おおつか えみこ演劇の街は、いま大塚恵美子演劇事務所 代表Emiko Otsuka劇団C 4『三日月探偵社CASE.2 ~月は見ていた~』チラシ大猫座『歌譚 坂の上の家』チラシ 一つは若松。劇団C4『三日月探偵社CASE・2?月は見ていた?』(作・演出:大福悟/9月14日?16日/旧古河鉱業若松ビル)だ。 この『?月は見ていた?』は、2012年5月に『三日月探偵社?月夜の忘れ物?』で始まった劇団C4の得意とする「シリーズもの」の第二弾。旧古河鉱業若松ビルの多目的ホールの雰囲気を上手く使った「とある探偵社の一室」で起こる事件を扱った物語。 本作上演にあたって、劇団〝守りに入らない?老舗劇団2団体の9月公演を紹介