CulCul 10月号 2013 page 7/16

CulCul 10月号 2013

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概要:
北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

7 CulCul 2013.October【写真解説】①卑弥呼等身大像②藤ノ木古墳被葬者が身に着けていた装身具( 復元品)③国宝藤ノ木古墳杏葉④国宝桜ヶ丘5 号銅鐸⑤重要文化財三角縁神獣鏡(苅田町石塚山古墳)①②③⑤④北九州市八幡東区東田2の4の1093(681)1011【会期】9月14日(土)~11月4日(月・祝)【特別展入場料】※( )内は30人以上の団体料金大人 700円(560円)高・大生 400円(320円)小・中生 300円(240円)※常設展観覧は別途料金が必要※セット券もあり【開館時間】会期中無休午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)Information 本展覧会は、今日の日本文化の基礎が形成されたと考えられる弥生時代や古墳時代を紹介した特別展です。中国大陸や朝鮮半島からの新しい文化を受け入れて大きく変化し、農耕社会に入った日本列島に、やがて「クニ」と言えるようなさまざまな地域的まとまりが出来ました。さらに大きな集団としてまとまり、世界にも類を見ないような巨大前方後円墳の被葬者が出現、やがて古代国家が成立しました。とりわけ弥生時代の文化が最初に花開いた北部九州と古代国家が成立したヤマトを対比して展示するような構成になっています。展示を見ていただければ、邪馬台国の所在地に関するヒントが見つかるかもしれません。展示構成弥生時代 (紀元前400年頃?3世紀  後半頃) 米食、鉄や青銅器、木製農具などの道具類の出現など今日の日本文化の基礎になる部分がこの時期に形成されました。今日の天皇家に伝わる剣、鏡、玉といった三種の神器が権力の象徴として登場するのもこの弥生時代です。邪馬台国もこの時代が終わる3世紀に登場しました。 展示資料には、教科書でお馴染みの国宝神戸市桜ケ丘銅鐸、佐賀県吉野ヶ里遺跡出土青銅剣やガラス玉、福岡県前原市平原遺跡出土青銅鏡をはじめ、北九州市内の注目すべき遺跡資料や卑弥呼の等身大像も登場します。古墳時代(3世紀後半?6世紀末頃) この時代は、一人の王のために長さ数百メートルにも及ぶ巨大前方後円墳を造ることから始まりました。 卑弥呼が魏の皇帝からもらった鏡ではないかとも議論されている各地の三さんかく角縁えん神しん獣じゅう鏡きょうをはじめ、宮内庁が管理している卑弥呼の墓説でも有力な奈良県箸はし墓はか古墳出土品、そして古墳時代の後半期を代表する古墳である奈良県藤ノ木古墳の国宝馬具類など多数展示の予定です。 私たちが住む北部九州は、古墳時代になると、玄界灘を経由して入ってきた文化が瀬戸内海を経由してヤマト(現在の奈良盆地)に入る中継地となりました。ただしこの時代、玄界灘を北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館) 特別展邪馬台国が見える! 古代日本の原風景へのご招待介した対外交流は、あくまで北部九州の首長が中心となっていました。 客観的な見地から日本列島の弥生時代、古墳時代を通して紹介できた本格的な特別展と自負しています。卑弥呼の時代にタイムスリップ間違いなしです。催事情報を見る