CulCul 11月号 2013 page 2/16

CulCul 11月号 2013

このページは CulCul 11月号 2013 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

2対象となる作品瀬戸内寂聴(篠山紀信撮影)右から伊藤野枝、長女魔子、大杉栄オペラ歌手。欧米のステージで活躍。「蝶々夫人」で世界的な名声を得る。『お蝶夫人』・管野須賀子(1881?1911)社会主義者。日本史上唯一、女性革命家として死刑を受ける。『遠い声』・金子文子(1903?1926)社会運動家。内縁の夫である在日朝鮮人のアナキスト朴烈と、大逆罪に問われる。のち自死。『余白の春』・平塚らいてう(1886?1971)女性運動家。雑誌「青鞜」を創刊。「元始、女性は太陽であつた」のフレーズで知られる。『青鞜』・湯浅芳子(1896?1990)ロシア文学者。作家中條(のち宮本)百合子と同性愛を交わし、ともにソビエト連邦を遊学した。『孤高の人』・瀬戸内寂聴(1922?)小説家、僧侶。はじめ、瀬戸内晴美として活動するが、51歳で出家。法名を寂聴とする。『比叡』・田村俊子(1884?1945)小説家。日本初の女性の職業作家。『田村俊子』・岡本かの子(1889?1939)歌人、宗教家、小説家。一つ屋根の下に、夫と二人の恋人と暮らす生活ぶりが驚かれる。岡本太郎の母。『かの子撩乱』・高岡智照尼(1896?1994)祇王寺の元庵主。15歳のとき、恋人に身の潔白を証明するため、小指を切り落とす。転変の末、出家。『女徳』・伊藤野枝(1895?1923)女性運動家。内縁の夫であるアナキスト大杉栄と、関東大震災後の混乱の中虐殺される。『美は乱調にあり』『諧調は偽りなり』・三浦環(1884?1946) 北九州市立文学館では11月2日より、特別企画展「恋と革命に生きた女たち」を開催します。 太宰治は小説『斜陽』で主人公の女性に次のように語らせています。私は確信したい。人間は恋と革命のために生れて来たのだ。 本展では、この言葉通り、恋、思想、芸術に生を燃焼させた女たちの姿を、瀬戸内寂聴の伝記小説からよみがえらせます。 瀬戸内は、1961(昭和36)年に発表した小説『田村俊子』を皮切りに、先駆的な女性の生涯をたどる小説を書き継ぎ、ライフワークとしてきました。このうち、本展では次の10人を紹介します。7 北九州市立文学館学芸員 中西 由紀子Yukiko Nakanishi 特に、福岡県出身の伊藤野枝については詳しく紹介します。11月23日には、テレビのコメンテーターとしても活躍中の映画評論家・矢野寛治による講演会を行います。矢野は伊藤野枝の親戚でもあり、一昨年、これまでの野枝像を覆す著書『伊藤野枝と代準介』を刊行しました。このほか、満島ひかり、綾野剛の主演で話題となった映画「夏の終り」原作小説の直筆原稿も展示します。 ぜひ、会場で「新しい女」たちの息吹に触れてみてください。特別企画展「恋と革命に生きた女たち」11 月2日(土)~ 12 月15 日(日)北九州市小倉北区城内4の1093(571)1505【開館時間】(入館は閉館の30分前まで)平日 午前9時30分~午後7時土日祝 午前9時30分~午後6時【休館日】 月曜日(月曜が休日の場合は翌日)【特別展観覧料】一般 500円 中高生 200円 小学生 100円InformationEvent矢野寛治さん講演会【日時】11月23日(土・祝)午後1時30分~午後3時まで【会場】北九州市立文学館【お問合せ】申込は北九州市立文学館まで催事情報を見る