CulCul 3月号 2014 page 5/16

CulCul 3月号 2014

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概要:
北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

5 CulCul 2014.March オルタナティヴ・スペースとは、従来の美術館や画廊とは異なる形で自立的に運営されるスペースのことで、世界各地に存在します。その規模や方針は様々ですが、実験的な試みを受け入れる舞台として、美術以外の分野も含め表現者たちの切磋琢磨の場となっています。 さて、美術作品を見るときには、作品単体を味わうことももちろん楽しいのですが、それに加えて、その前後の歴史的な流れ(コンテクスト)や、作品や美術家の背後に存在しているネットワークを意識して見ることで、より深く美術の世界を味わうことができます。 したがって、スペースの運営や企画を立てる場合には、コンテクストやネットワークにどのくらい関わっているか、もしくは意識的に関わっていないか、という距離感が非常に重要に美術hiroba 花 田 伸 一北九州アートめぐりキュレーターShinichi HanadaOperation Table 外観看板(上下とも)制作:中崎透(美術家/ Nadegata Instant Party)アートスペース「Operation Table」――国内外のアートが出会う場所館や国際芸術センター青森で学芸員として活躍されていた真武真喜子さん。これまでに築いてきた国内外のネットワークをフルに活かして意欲的な企画を展開しています。 この場を舞台に、これまで名だたるアーティスト達による刺激的な作品が展示されました。青木野枝、白川昌生、松蔭浩之、中ザワヒデキ、世良京子、O JUN、中西信洋、狩野哲郎など、美術ファンにはお馴染みの顔ぶれが並びます。 このスペースは正確にはギャラリーではなく、アーティスト・イン・レジデンス/オルタナティヴ・スペースとして運営されています。 アーティスト・イン・レジデンスとは、美術家が一定の期間、現地滞在して制作・発表を行う活動のことで、国内外の様々な施設によって取り組まれています。 八幡東区東鉄町に「OperationTable」と名付けられた水色の小さな建物があります。動物病院だった建物を改装し、美術家が滞在・展示できる場所として2011年4月にオープンしました。 建物内の空間には、OperationTable という名の由来となった「手術台」や手術用ライト、また壁や床のタイルなど、かつての動物病院の面影が色濃く残っており、他のギャラリーにはない独特な雰囲気に満ちています。 オーナーは、北九州市立美術モーガン・オハラ「どこでもエンピツ」展(2014年1 月)よりなってきます。 北九州市には、CCA北九州(八幡東区尾倉)、GALLERYSOAP(小倉北区鍛治町)と並んで、今回紹介したOperationTable と、北九州と世界とを結ぶ重要な拠点がこれだけ私たちの身近にあるということは、もっと注目されて良いことだと思います。Operation Table八幡東区東鉄町8の18090(7384)8169展覧会期中の土日のみオープン 平日は予約制http://operation-table.com/《3月のイベント》世良京子「光のレッスン」2月21日(金)~3月30日(日) 午前11時~午後6時土日のみオープン 平日は予約制Information