CulCul 4月号 2014 page 7/16

CulCul 4月号 2014

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概要:
北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

7 CulCul 2014.April『あかんべノンタン』より c キヨノサチコ原書&赤毛のアン 初版 『CulCul』文芸hiroba で、北九州市立文学館は北九州市立松本清張記念館と交代で隔月連載をしていますが、実は市民の中には「文学館? そんなのがあるの」「名前は聞いたことあるけど、行ったことない」という方が大勢いらっしゃいます。そんな残念な状況をどうにかして打ち破りたいという思いから、平成26年度は、北九州市立文学館を〝知っていただき?、そして〝来ていただく?ための魅力的な特別企画展を用意させていただきました。 その第1弾が、『モンゴメリと花子の赤毛のアン展?カナダと日本をつないだ運命の一冊』(会期6月14日?7月13日)です。今も世界中の人々に愛される小説『赤毛のアン』。原作者の母国であるカナダに負けないほどファンが多い日本ですが、このカナダからやってきた赤毛の女の子に息を吹き込んだのは翻訳家である村岡花子でした。本展覧会では、作家として、母として、牧師の妻として生きた原作者モンゴメリと、明治、大正、昭和の激動の時代を生きて命がけで「アン」を翻訳した花子、二人の情熱と生涯を、日本初公開の貴重な資料などで紹介します。この3月31日から放送される連続テレビ小説『花子とアン』と重ね合わせて見ても興味深いのではないでしょうか。 続く第2弾は『みんな大好きノンタン展』(会期7月19日?8月31日)です。例年、文学館では夏休み期間中に子ども向けの企画展を実施していますが、今回のノンタン展はその決定版ともいうべきものです。1976年の刊行以来、子どもたちに絶大な人気を誇るノンタン絵本シリーズの発行部数は、なんと累計2900万部超。この展覧会では、最初の作品である『ノンタンぶらんこのせて』から、遺稿を元に近年刊行された『ノンタンスプーンたんたんたん』までの作品の原画140点に加え、ラフスケッチ、アイデアノート、画材等もあわせて展示します。惜しくも2008年に逝去された作者のキヨノサチコがノンタンに込めた思いとその魅力を紹介します。展覧会オリジナルのノンタングッズの販売も予定しており、ノンタンファン必見の展覧会です。 そして第3弾は、がらりと趣を変えて『宗左近展(仮題)』(会期10月25日?12月14日)を開催します。戸畑出身で06年に亡くなった宗左近は、詩、小説、美術評論、翻訳と幅広い分野で活躍した北九州が誇る「知の巨人」北九州市立文学館平成26年度特別企画展のご案内です。詩集『炎える母』での第6回藤村記念歴程賞受賞など、詩人として名高いばかりか、ゾラやモーパッサンなどの有名著作を翻訳したことでも知られています。遺族から寄贈された遺品や遺稿など貴重な資料を用いた展示で、北九州が生んだ偉大な先人の業績をわかりやすく説明します。 以上が、今年度の北九州市立文学館特別企画展ラインナップですが、いずれの展覧会も見応え十分なものになると自負しています。ぜひとも文学館へ足を運んでいただき、存分に楽しんでいただきたいと思います。北九州市立文学館 副館長 米 満   寛 Hiroshi Yonemitsu北九州市小倉北区城内4の1 093(571)1505【開館時間】(入館は閉館の30分前まで)午前9時30分~午後6時【休館日】 月曜日(月曜が休日の場合は翌日)【入館料】 一般 200円  中高生 100円 小学生 50円〈年間パスポート〉一般 400円  中高生 200円 小学生 100円※各特別企画展の観覧料等詳細はお問い合せください。Information催事情報を見る