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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

5 CulCul 2014.December美術hiroba 花 田 伸 一北九州アートめぐりキュレーターShinichi Hanada「街じゅうアートin北九州」10周年に寄せて家と地元企業とがコラボレーションをしながら新作に取り組む事で、ものづくりの街・北九州の底力を内外にアピールするイベントとなりました。 美術館やギャラリーに展示する場合と異なり、美術作品を都市空間、特に商業施設において展示する場合には数多くの困難が伴います。安全性や施設利用上の制約はもちろん、時には内容的な制約も生じます。なにより都市空間はすでに商業ディスプレイによって満ち溢れているため、美術作品がそれらの激しい主張の中に埋もれないような工夫も必要となります。 また、美術作品は見た目のクオリティだけではなく作品を支えるコンセプト(思想)も重要なため、作品をどう見せるかだけでなく、どう伝えるか、どう関わってもらうか、なども考慮しなければなりません。解説パネルを添えたり、トークやワークショップ等のイベントを催したり、参加型の作品に取り組んだり等の工夫が必要となります。 これらの幾多のハードルを乗り越え「街じゅうアートin北九州」がこれまで10年もの間、継続されてきた事は「ものづくりの街・北九州」としての矜きょうじ持が※示される誇らしい事例だといえるでしょう。 都市空間にて展開された美術展として国内でも先駆例として知られる「ミュージアム・シティ・天神」(後にミュージアム・シティ・福岡)は1990年に福岡市天神でスタートし、展覧会としては04年まで継続しました。その後は「天神芸術学校」として人材育成・交流プログラムへと方向転換をしています。 もちろん展覧会から学校へとシフトするだけが唯一の道ではありません。北九州には北九州らしい展開があるでしょう。ものづくりの街・北九州における「街じゅうアートin北九州」がどのような形で継続されるか、今後も要注目です。 NPO法人創を考える会・北九州が企画・開催している美術展「街じゅうアートin北九州」がこの9?10月に小倉中心部で行われました。この展覧会は同法人が2004年の創立当初から開催しているもので、今年が10周年にあたります。 同展は当初、企業・個人コレクターが所蔵する美術作品を商業施設などの公共スペースに展示し、普段なかなか見る機会のない美術作品を広く一般の人々にも楽しんでもらうイベントとしてスタートしました。 その後07年からは、同法人の英語名に「Arts & Technology」の語がある通り、アートと産業技術との接点を探るべく、美術街じゅうアートin 北九州2014「ARTS & TECHNOLOGY 10th」チラシLICCA《SAPIENTIA EX MACINAコクフタワー》 ckyoko omori木村崇人《木もれ陽ボックス》牛嶋均ワークショップ「行くブランコ自力回転実験」鈴木淳《私はここでみていた、これからもずっとずっと》※ 誇りや自負、プライド【お問合せ】特定非営利活動法人(NPO法人)創を考える会・北九州093(562)9300北九州市小倉北区下到津1の2の1http://www.sohkai.or.jpInformation