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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

2地盤など鉄造りに必要な「大地の恵み」があり、それらを学び、活用し、支えてきた人々の存在を忘れることはできません。 また、市内にはさまざまな歴史をもつ大地が広がっています。門司区企救半島東岸からは約3億年前に暖かい海に生息していたウミユリの化石を含む梅ばい花か 石せきが産出しています。山田緑地周辺では、約1億年前に生息していた魚類や恐竜などの化石が発見されています。若松北海岸では二枚貝など約3千万年前の化石を観察できます。さらに平尾台の洞窟からは、数万年?数十万年前に生息していたゾウの化石などが見つかっています。 北九州ジオパーク構想では、ジオハイキングなどを実施、過去の地球環境を学び、現在の自然環境を見つめる活動を行っています。またこれらを通し、北九州市の素晴らしい大地の恵みや多様性に富む地球の遺産を子どもたちに伝えることも行っています。約3億年の時間旅行を楽しみながら、北九州市の新しい未来を皆さんと一緒に創造できればと思います。の地域が世界ジオパークに認定されています。北九州市では13年度から認定を目指した活動を本格化させています。いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)では市民と共に地質遺産の掘り起こしを行い、ジオ(大地)の魅力を紹介するハイキングやバスツアーなどを実施しています。また、講演会やホームページ、パンフレット等を通じて北九州市の地質遺産を紹介しています(http://www.kitakyushu-geo.jp/)。○「大地の恵み」を活用した歴史と未来創造 北九州地域は1901年に官営八幡製鐵てつ所が設立されたことを契機として、日本の近代化をけん引してきました。その背景には、石炭供給の優位性、優れた港湾機能、地震災害が少ない○ジオパーク? 「ジオパークって何?」と感じる方も多いのではないでしょうか。 ジオパークは「大地の公園」とも言われます。地質学的に重要な地点(地質遺産)を含む大地の広がりがジオパークに認定されます。貴重な自然や文化を保護・管理する世界遺産や国立公園と似ていますが、学びの活動などを通した、持続可能な活用が重視されます。その活動は、観光や特産品などで、地域を活性化させることも目的としています。○北九州のジオパーク活動 ジオパークの活動はユネスコの支援のもと、国内外で急速な広がりを見せています。2014年12月現在、島原半島など日本の7地域を含む32カ国11124北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)北九州ジオパーク構想学芸員太 田 泰 弘・馬 場  稔Yasuhiro Ota ・ Minoru Baba代表的な地質遺産 岩屋・遠見ケ鼻の芦屋層群(ジオハイキングの様子)大地の恵みを生かした製鉄産業「東田第一高炉跡」日本を代表する地質遺産 「平尾台カルスト」楽しみながら地球を知る講座「地球と化石の研究最前線」ジオパーク関連イベント地球と化石の研究最前線探査船ちきゅうで巨大地震の巣に挑む!【開催日時】5月10日(日)午後1時30分~同3時30分【場 所】いのちのたび博物館実習室【定 員】15組【参加費】無料(応募多数の場合は抽選になります)【内 容】5月10日の「地質の日」にちなんで外部講師を交え、巨大地震や地球深部探査船「ちきゅう」について楽しく学びます。※筆記用具持参【お問合せ】北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)093(681)1011Information