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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

6 当館で7月18日から開催するのが、「荒井良二スキマの国の美術館」です。絵本の原画をはじめ、イラストレーションやアイデアスケッチを中心に展示します。 今回は、展覧会の開催に先立って、作家の荒井良二について紹介します。荒井良二は、1990年に『MELODY』を発表し、絵本作家としての活動をはじめ、97年には、『うそつきのつき』が第46回小学館児童出版文化賞を受賞、99年『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞。05年に児童文学のノーベル賞といわれるスウェーデンの児童少年文学賞「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を日本人初受賞。『スキマの国のポルタ』で06年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。国内外で数々の賞を受賞し、高い評価を受けています。また、13年には、NHK連続テレビ小説「純と愛」にて、オープニングのイラスト、題字を担当するなど、数々の作品を手がけてきました。 絵本をはじめとする荒井良二の作品は、とてもカラフルなもので、見ているだけで、わくわくします。型にはまらない、柔軟な色彩や線は分かりやすくやさしく伝わる作品となっていて、子どもたちだけでなく大人も魅了してやみません。絵本も多く発売されていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。 また、荒井良二の活動は絵本だけに留まらず、小説や教科書の装画、舞台美術、オブジェ製作など、さまざまな活動を行っています。例えばオブジェでは、大分県別府市のアートNPO「BEPPU PROJECT」による街角アート『たいようをすいこむモン』と『マッテルモン』があります。『たいようをすいこむモン』は、「生命を感じる太陽を連想し、誰にでも平等な太陽を吸い込む窓をイメージしている」とのことです(大分市観光協会ホームページより)。 荒井良二はライブペイントやワークショップなどにも積極的に取り組んでいます。今回の展示期間中には、当館でも荒井良二を招聘してイベントを開催します。作品が少しずつ出来上がる様子を見たり、参加したりすることで、改めて荒井良二の魅力を感じていただけるイベントになる予定です。 詳細については、決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。さまざまな色合いで描かれた「スキマの国の美術館」。世界と世界のスキマにあるという「スキマの国」とは一体どんな国なのか。今回の展示を見ることで、荒井良二の魅力をぜひ荒井良二   スキマの国の美術館しょうへい高崎山おさる館前芝生広場『たいようをすいこむモン』一般社団法人 大分市観光協会ホームページより漫画hiroba 『ねむりひめ』 ?2012 Ryoji Arai『セルフポートレート』 ?Ryoji Arai 体感してみてください。 また、7月4日から8月30日まで三菱地所アルティアム(福岡市天神)でも、荒井良二の企画展が開催されます。県内2カ所で展示が行われるというまたとないチャンス。ぜひ、この夏は荒井良二の世界を思い切り堪能してみてはいかがでしょうか。郷 田 和 代北九州市漫画ミュージアム 学芸員漫画と北九州Kazuyo Goda【開催期間】7月18日(土)~8月31日(月)【開館時間】午前11時~午後8時(入館は午後7時30分まで)【休館日】無休【入館料】一般600円 中・高生300円 小学生150円【常設展とのセット券】一般800円 中・高生400円 小学生200円※特別展のためこども文化パスポート対象外。【お問合せ】北九州市漫画ミュージアム093(512)5077荒井良二 スキマの国の美術館Information