ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

231 北九州市漫画ミュージアム『描く!』マンガ展~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~【開催期間】11月21日(土)~2016年1月24日(日)【開館時間】午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)【休館日】毎週火曜日(12月29日は開館)年末年始(12月31日~1月2日)【入館料】一般600円 中高生300円 小学生150円【常設展とのセット券】一般800円 中高生400円 小学生200円【お問合せ】北九州市漫画ミュージアム 093(512)5077Information学芸員 柴 田 沙 良 Sara Shibata 北九州市漫画ミュージアムでは11月21日から、漫画を「描く」ことに着目した展覧会を開催いたします。当館も企画準備に加わり、今年開館した大分県立美術館から巡回が始まりました。漫画界で近年活躍する若手作家から、手塚治虫・赤塚不二夫などの歴史的な作家たちまで、13名の作家と作品を取り上げます。本展では東京工芸大学の漫画研究者の伊藤剛准教授が監修者となり、漫画表現が変わっていく様子を具体的な作品に即してたどっていきます。作品の魅力の核となるものは何か。また、漫画を楽しむ方法が描き手と読み手との関係性とどのようにつながっていくのか。また、時代によって変わるのか・変わらないのかなど、「描く」を軸に読み解きます。さらに漫画家の田中圭一が作風を徹底的に模写し、個々の作家の描線にひそむ漫画史的な経緯や、そこから導きだされるその作家を特徴付ける個性にも迫っていきます。 第1章は漫画表現が大きく変わる時代に生きた作家たちを紹介いたします。出展作家は手塚治虫や赤塚不二夫、藤子不二雄?、石ノ森章太郎、水野英子。石ノ森は肉筆同人誌『墨汁一滴』を作り、仲間内で回覧しており、読み手が描き手ともなることで、技術の継承や革新につながっていきました。 第2章は「漫画マイスター」とでもいうべき作家たちの優れた作画技術を具体的に紹介します。あずまきよひこ、さいとう・たかを、島本和彦、竹宮惠子、平野耕太、PEACH-PIT、諸星大二郎、北九州市ゆかりの少女漫画家である陸奥A子が出展。これらの作家は同人誌など、それぞれいろいろな媒体を通じて作家となりました。陸奥作品のコーナーでは、漫画原稿と雑誌付録、北九州の同人団体「アズ漫画研究会」の同人誌を展示します。 昨今は漫画の発表媒体が従来の出版社の雑誌に限定されず、ウェブでの発表形態も広く共有されるようになりました。第3章では、これまでに出版されてきた漫画の技法書や大学等専門機関における漫画教育などを紹介しつつ、漫画の描き手にとって、発表の間口が広がっている状況もご紹介します。少年少女が遊び半分で始めた、既存作品のなぞり描きが、やがて読者から作家の形成へとつながっていくような漫画の世界のありようを、じっくりご覧ください。会期中に関連イベントも開催予定です。手塚治虫『ブラック・ジャック』c手塚プロダクション『ミルキー・セピア物語』c陸奥A子『ローゼンメイデン』cPEACH-PIT『アオイホノオ』c島本和彦/小学館 ゲッサン『風と木の詩』c竹宮惠子『描く!』マンガ展~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~催事情報を見る