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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

6 北九州市漫画ミュージアムは、おかげさまで昨年、2015年8月に開館3周年を迎え、その間、市民の皆さまの温かなご支援と、多くの漫画ファンのご協力のもと、来館者数も30万人を突破しました。あらためて感謝と御礼を申し上げます。 さて、当館は「見る・読む・描く」の3本柱で事業を展開しています。そこで今回は「見る」に絞って昨年一年を振り返ってみますと、六つの企画展を開催しました。 まずは小山宙哉の人気作品を取り上げた「宇宙兄弟展」(2014年11月15日?15年1月25日)。迫力ある原画と、会期中に開催した多くの宇宙に関わるイベントも好評であり、特に松本零士名誉館長(図1)と、JAMSS(有人宇宙システム株式会社)の松本翔平のトークイベントには多くの方に足を運んでいただきました。 また、少女漫画雑誌『マーガレット』の50周年を記念した「わたしのマーガレット展」(3月14日?5月17日)では、今をときめく少女漫画家の貴重な原画300点に多くのファンが魅了されました。 続いて、「クッキングパパと九州・福岡の仲間たち」展(5月30日?7月5日)は、うえやまとちの人気連載30周年のあゆみと、家庭料理を描き続けた温かな作風をご覧いただけました。中でも漫画の中のレシピを本人が実際に調理するイベントでは、多くのファンが遠路駆け付けてくれました(図2)。 「江口寿史展 KING OF POP」(9月19日?11月3日)は、日本のギャグマンガを革新してきたセンスと、イラストレーションの卓越した画力に、圧倒された展示会でした。 そして現在開催中の「『描く!』マンガ展」(1月24日まで開催中)では、漫画界の巨匠たち、手塚治虫、さいとう・たかを、石ノ森章太郎、藤子不二雄?といった、そうそうたるメンバーが、漫画を「描く」喜びにどのように目覚めていったのかをつぶさにご紹介。他にもたくさんの作家にご出展いただき、原画総数300点という大ボリュームです。 新しい試みとしては、夏休みに、お子さま・家族連れをターゲットとして絵本作家・荒井良二の作品を取り上げ、「スキマの国の美術館」展(7月18日?8月31日)を開催しました(図3)。漫画ファンばかりでなく、絵本ファンにも楽しんでいただき、新たなファン層を開拓できたのは大きな成果です。 そして今年も目が離せない企画展を計画しています。春には、多くの漫画家を輩出し、北九州市民文化功労賞を受賞した「アズ漫画研究会」の創立50周年展(3月19日?4月10日)や、おとめチック漫画で一時代を築いた陸奥A子展(4月23日?6月26日)など、お楽しみ企画満載です。また、「日本漫画家協会」九州支部と中国支部の専用漫画ミュージアム〝ゆく年・くる年?漫画・イラスト・絵本と幅ひろく漫画hiroba 図1 松本零士名誉館長のトークショー図2 うえやまとち料理イベント図3 荒井良二ワークショップ展示コーナーでは地元在住のプロの作品を順繰りにご覧いただけるなど、常設展示エリアでもさまざまな企画を開催しております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。田 中 時 彦北九州市漫画ミュージアム 館長漫画と北九州Tokihiko Tanakaか【常設展示入館料】 ※( )内は団体料金一般400円(320円) 中高生200円(160円) 小学生100円(80円) 小学生未満 無料【開館時間】午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)【休館日】毎週火曜日年末年始(12月31日~1月2日)【お問合せ】北九州市漫画ミュージアム093(512)5077Information