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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

5 CulCul 2016. May美術hiroba 長 峰  真 奈 美美術館へ行こう!北九州市立美術館 学芸員Manami Nagamine 「2000年後の地球はどうなっているのでしょうか? 私たちの身近にあるものが2000年後に化石として発掘されたら、遠い未来人は、現在の私たちの暮らしぶりをどのように想像するのでしょうか?」 北九州市立美術館ではアウトリーチ事業として美術家・柴川敏之を講師に迎え、初日に北九州市立子どもの館、翌日にリバーウォーク北九州の2会場でワークショップを開催しました。子どもから大人まで延べ600人の市民の皆さんに参加いただきました。 柴川はイタリアのポンペイ遺跡や広島県福山市の草戸千軒町遺跡に触発され、「2000年後に発掘された現代社会」という壮大なテーマをもとに制作を続け、展覧会やアートプロジェクトを通して物の存在や現代の諸問題を見つめ直す活動を行っています。 「2000年後のブリッジ☆プロジェクト」では、市民の皆さんが制作した作品を2館で展示し、過去・現在・未来をつなぐ「2000年後の橋」に見立てました。紙でつくろう! 2000年後のステンドグラス まだ寒い2月28日、リバーウォーク北九州1階エナジーコート(屋外)。未来からやって来た考古学者に扮した柴川が麦わら帽子に作業着姿でシャベルを持って現れ、和やかにワークショップは始まりました。取り出した桐箱には、未来で発掘したというスマートフォンやアニメのキャラクターの化石が収められています。出土品を前に「化石になった現代」「2000年後の世界」といったストーリーに引き込まれた参加者は「身近なもの=現代の象徴」と捉え発掘を開始。日常生活で使っている物や北九州ゆかりの素材の上に大きな和紙をかぶせ、黒インクとローラーで「2000年後の北九州の遺跡」を写し取ると、まるで土の中から「化石」を発掘したように形が現れました。その和紙の裏から着色し、色鮮やかな紙のステンドグラスが完成。参加者から拍手と歓声が上がりました。 制作した紙のステンドグラスは、小倉井筒屋5階と8階の新館本館の連絡通路に展示し、同時に開催したミニワークショップ「未来を占おう! 2000年後のおみくじ」の作品はリバーウォーク北九州2階の紫川側のガラス面に展示しました。光を通して輝く「2000年後のステンドグラス」は色とりどりの光の空間を演出し、行き交う人たちの足を止め、鑑賞者の目を楽しませました。 今後も北九州市立美術館では子どもから大人まで幅広い年齢層を対象にした市民参加型プログラムを実施していく予定です。多くのご参加をお待ちしております。柴川俊之ワークショップ 2000年後のブリッジ☆プロジェクト ステンドグラスとおみくじで今を未来へつなげよう!!北九州市立美術館アウトリーチ事業Information再興第100回 院展【会場】北九州市立美術館分館(リバーウォーク北九州5F)【会期】4月8日(金)~5月8日(日)※会期中無休【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)【観覧料】一般1000円(800円)高大生600円(400円)  小中生400円(300円)※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金障害者手帳提示の方は無料【お問合せ】093(562)3215リバーウォーク北九州1F(エナジーコート)ワークショップ風景小倉井筒屋8F新館本館連絡通路 展示風景リバーウォーク北九州2F 展示風景   北九州市立子どもの館(イベントひろば)ワークショップ風景くさ ど せんげんちょう