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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

4北九州市立文学館北九州市小倉北区城内4の1【開催期間】7月23日(土)~9月19日(月・祝)【休館日】月曜日 9月19日(月・祝)は開館、翌日休館【観覧料】大人500円 中高生200円 小学生100円※こども文化パスポート適用あり【開館時間】午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)【お問合せ】093(571)1505Information この夏、文学館は絵本作家宮西達也さんの作品を紹介する展覧会を開催します。 宮西さんは『おまえうまそうだな』などの「ティラノサウルスシリーズ」、「おとうさんはウルトラマンシリーズ」、小学校の国語教科書に採用された『にゃーご』など、子どもたちに大人気の絵本を描かれています。優しさ、思いやり、ユーモアにあふれた作品は、家族みんなで楽しめます。今回は、代表的なシリーズを中心に宮西さんの作品世界をご紹介します。ティラノサウルスシリーズ恐竜が主人公の「ティラノサウルスシリーズ」は、家族、友達の大切さや「愛」の在り方を問いかける物語。現在第13作まで刊行されている大人気シリーズです。第1作『おまえうまそうだな』は、肉食恐竜のティラノサウルスが草食恐竜のアンキロサウルスの赤ちゃんと出会い、優しさと愛を知る物語です。赤ちゃんを見つけたティラノサウルスは、「おまえうまそうだな」と舌なめずり。ところが赤ちゃんは、自分の名前が「ウマソウ」で、ティラノサウルスのことをお父さんだと思い込みます。赤ちゃんの純粋な気持ちに本当のことを言い出せず、ついつい面倒を見てしまう心優しいティラノサウルスがユーモラスに描かれます。やがて二匹には別れの時が……。どんな結末が待っているのか、ぜひ絵本を読んで確かめてみてください。おとうさんはウルトラマンシリーズ 「お父さんは子どもにとってのヒーローであってほしい!」という宮西さんの思いと、ご自身の子育て体験から生まれたシリーズ。「ウルトラマンがお父さんだったら?」というユニークな設定で、外では「正義の味方」として怪獣と戦い、家では子育てに奮闘するウルトラマンの日々が描かれます。悩み、つまずきながらも強く生きる子煩悩なウルトラマンパパに、大人が励まされる絵本です。また、赤・青・黄をベースとしたカラフルなイラストの色彩は、「お父さんも泣きたいときがあるという内面に秘めた気持ち」を、宮西さんが色で表現したものだそうです。ストーリーと合わせて注目してください。日頃なかなか家族に気持ちを伝えられないお父さんは、子どもと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。ヘンテコリンなキャラクターたち ――「変だ」と言うと少し嫌な感じ、でも「ヘンテコリン」と言うと、どこか憎めないし、わくわく感がある――と宮西さんは話しています。宮西作品にはたくさんの「ヘンテコリン」なキャラクターが登場します。意地悪なのに気が弱く優しいネコ(『にゃーご』)、悪役なのにまぬけで憎めないオオカミとちゃっかり者のブタ(『ぶたくんと100ぴきのおおかみ』他)、カブトムシの侍(『かぶと三十郎』、『かぶと四十郎』他) 、マイペースなカエル(『カエルくんのみずたまり』他)など、ユーモアたっぷりの動物キャラクターは魅力の一つ。展示では、それぞれのキャラクター誕生の秘密をエピソードとともに紹介します。宮西さんの作品世界の「ヘンテコリン」で愉快な仲間たちにぜひ会いに来てください。 会場では、作品原画やラフスケッチの展示のほか、ティラノサウルスの大型オブジェ、ティラノサウルスシリーズの人気キャラクターを配置したドーム型ジオラマ、ウルトラマンの大型立体パネルなどが登場します。イベントも多数開催、宮西さんが来場し、読みきかせやライブペイントなどを行います!詳しくは文学館ホームページ(www.kitakyushucity-bungakukan.jp)、またはチラシなどでご確認ください。『おまえ うまそうだな』 c宮西達也文芸hiroba 小 野  恵北九州市立文学館 学芸員Megumi Onoようこそ文学館へ北九州市立文学館 第22回特別企画展宮西達也ワンダーランド展  ヘンテコリンな絵本の仲間たち参考 図録『宮西達也ワンダーランド展    ヘンテコリンな絵本の仲間たち』   (朝日新聞社)『おとうさんはウルトラマン』c宮西達也 c円谷プロ宮西達也ワンダーランド展 ヘンテコリンな絵本の仲間たち『にゃーご』 c宮西達也