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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

4【日時】3月4日(土) 午後2時~同3時【会場】北九州市立文学館【観覧料】無料【講師】佐々木勝(釜石市役所 復興推進本部事務局長)※定員60名、先着順、要電話申込み【申込み】北九州市立文学館 093(571)1505Event〈講演会〉釜石の今~復興はどこまで進んでいるか~文芸hiroba 小野 恵Megumi Ono北九州市立文学館 学芸員ようこそ文学館へ左端久女、右から2人目多佳子昨年度の展示風景(「北九州と3.11」展)同時開催 文学館で3月1日から開催する企画展をご紹介いたします。○「落椿 ―杉田久女・橋本多佳子― 展」 今年、16回目となる「全国俳句大会in北九州?久女を育み、多佳子を生んだ俳句の地?」(3月4日?5日/北九州国際会議場)の開催に合わせ、文学館で杉田久女と橋本多佳子の企画展を行います。杉田久女は、大正時代に小倉で俳句に目覚め、女性俳句の草分けとして活躍しました。美しい作品が今も多くのファンを魅了しています。橋本多佳子は、その久女から俳句の手ほどきを受け、戦後俳壇で代表的女性俳人の4Tにも挙げられた俳人です(ほか3人は、星野立子、中村汀女、三橋鷹女)。 企画展のタイトル「落椿」は、久女と多佳子が出会ったきっかけを表わすものです。1922(大正11)年3月25日、橋本多佳子と夫豊次郎の居宅である櫓山荘で高浜虚子の歓迎句会が開かれました。落ちた椿の花を暖炉にくべる多佳子のしぐさを虚子が句に詠みます。 落椿投げて煖炉の火の上に 椿の赤が火の赤に融ける瞬間の美しさがとらえられたことに驚いた多佳子は、これを機に俳句を学び始めます。先生に選ばれたのが、この句会に参加し、虚子を歓待した杉田久女でした。 今回の企画展では、この句会で詠まれた句を記録した資料(杉田久女筆)をはじめ、二人の自筆資料を展示します。 杉田久女は書や絵画にも秀でていました。それらの作品や橋本多佳子の趣ある書斎周りの品々、遺愛の着物も見どころです。 北九州が生んだ二人の俳人の豊かな作品世界にぜひ触れてください。○「北九州と3・11、そして熊本地震」 2011年3月11日に発生した東日本大震災から6年がたちます。被災地は未だ復興半ばですが、遠方の地域では震災の記憶が薄れつつあります。大震災の記憶を風化させないことを目的に、全国文学館協議会では13年から共同展「3・11 文学館からのメッセージ」の開催を続けています。毎年3月11日前後の期間に、全国の有志参加館で「天災地変と文学」をテーマに一斉に展示を行うもので、当館もその趣旨に賛同し毎年企画展を開催しています。今年は、北海道から九州まで、全国から31館が共同展示に参加します。 当館では、北九州市危機管理室の協力で、北九州市が行っている復興支援の様子を写真パネルで展示。これまでの釜石市での支援活動の様子に加え、昨年4月に発生した熊本地震での支援や復興状況なども紹介します。また、〝3・11?以降、文学者たちはさまざまな形で未曽有の大災害を作品の中で描いてきました。震災後に表れた一連の文学(「震災文学」)を、ゆかりの作家の作品も含め紹介します。書籍は全て手に取ってお読みいただけます。 大震災を「過去」の出来事としてではなく、「いま」「そこ」にある問題として皆さまに再考していただくきっかけになればと願っています。企画展のご案内Information○「落椿 ―杉田久女・橋本多佳子― 展」  【開催期間】3月1日(水)~4月9日(日)○「北九州と3.11、そして熊本地震」  【開催期間】3月1日(水)~同31日(金)【開館時間】午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)【観覧料】無料【お問合せ】 北九州市立文学館 093(571)1505中西由紀子Yukiko Nakanishi