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概要

北九州市芸術文化情報誌「CulCul」・ 「かるかる」  発行/北九州市、(公財)北九州市芸術文化振興財団 出版事業課

6 漫画ミュージアムではタレント・俳優、エッセイストとしても活動してきた蛭子能収の展覧会を3月18日から開催いたします。今年終了した人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」でおなじみの「えびすさん」ですが、漫画家として出発したことは、意外に知られていないかもしれません。1973年に伝説の漫画誌『ガロ』に彼の投稿作が掲載されてから、40年余り。2011年に長崎歴史文化博物館で初めて開催され、東京や金沢などを巡回してきた作品たちが漫画ミュージアムに登場します。 蛭子は1947年に熊本で生まれ、20代で上京するまでを長崎で過ごしました。エッセイの中で少年時代を振り返っていますが、ノートに漫画を描くのが好きな中学生だったとか。長崎商業高校では美術部に入ってグラフィックデザインを勉強し、横尾忠則に憧れたそうです。 高校卒業後は地元の看板店に就職しますが、数年後、夢を追いかけて上京します。シナリオセンターにも通うなど、将来の選択肢を模索しつつサラリーマンとして生活する日々が続きます。やがて、投稿し続けていた『ガロ』で入選するというチャンスが巡ってきます。漫画家としてデビューしてからの作品のいくつかは、『パチンコ 蛭子能収初期漫画傑作選』に収録されています。 さて、そんな「えびすさん」の作風はいわゆる「ヘタウマ」と言われています。漫画の世界では絵が卓抜していなくとも、構成の巧みさやセリフ回しのうまさで全体としてすばらしい作品となることが間々あります。漫画研究者の呉智英は、「蛭子のマンガは、無意味そのものが目的であるかのような無意味に貫かれている」。評論家のブルボン小林の『週刊文春』の書評では蛭子漫画から「受け取るのはエネルギーと笑い」と評しています。展示では、蛭子の巧拙を超えた漫画のプリミティブな魅力を、大判イラストレーションなどとともにご紹介します。 出演イベントも2回予定しています。展覧会初日の3月18日には似顔絵サイン会を実施。5月5日にも同じくミュージアムにて似顔絵サイン会を実施いたします。どうぞお楽しみに。『飛べる人』c蛭子能収『チャンポンを食べる家族』『躍りましょう』『淋しい生活』シン・えびすリアリズム?蛭子さんの展覧会?Informationシン・えびすリアリズム~蛭子さんの展覧会~えびすよしかず漫画hiroba 柴 田 沙 良北九州市漫画ミュージアム 学芸員漫画と北九州Sara Shibata【会場】北九州市漫画ミュージアム企画展示室(あるあるCity5F)【開催期間】3月18日(土)~5月21日(日)【開館時間】午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)【休館日】毎週火曜日(3月28日・4月4日・5月2日は開館)【入館料】一般500円 中高生300円 小学生200円【常設展とのセット券】一般700円 中高生400円 小学生250円※小学生未満無料 ※詳しくは北九州市漫画ミュージアムのホームページをご覧くださいhttp://www.ktqmm.jp/【お問合せ】北九州市漫画ミュージアム 093(512)5077催事情報を見る